ハイウェイ (1965) : Baby the Rain Must Fall

テレビ作家として知られるホートン・フートの戯曲「旅する女」を彼自身が脚色、「マンハッタン物語」のロバート・マリガンが演出した人生ドラマ。

出演:スティーヴ・マックィーン、リー・レミック、ドン・マレイ、キンバリー・ブロック

・TSUTAYA DISCUS : ハイウェイ (1965)

Baby the Rain Must Fall (1965) / ハイウェイのあらすじ

テキサスの小さな町にジョージェット(リー・レミック)が娘のマーガレット(キンバリー・ブロック)をつれてやってきた。仮出所する夫ヘンリー(スティーヴ・マックィーン)をむかえにきたのだ。見ず知らずの町で途方に暮れている彼女に、親切にしてくれたのは若い保安官補スリムだった。ヘンリーは仮出所すると、妻のところへは帰らずヘンリーがまだ少年の頃、彼を引き取って育ててくれた、後見人のケイト夫人のところへ行った。病床の夫人はヘンリーに雑役の仕事をさがしてくれたが、彼は歌うことが無性に好きだった。そして歌はいつも彼の夢だったのだ。スリムの案内で訪ねてきた妻と初めてみる娘に会った時、自分に対する妻の献身を理解することはできても、夫や父としての義務を果すのには気がすすまなかった。しかし3人は、ハイウェイ近くに小さな家を借り妻はウェイトレスに、ヘンリーは酒場の歌手としての新生活が始まった。歌手として成功すれば、家族の皆が幸福になれるだろうとヘンリーの明日にかける希望は強まっていった。ところがある夜、彼は客と喧嘩し、ふくろだたきにあってしまった。そして数日後ケイト夫人が死んだ。彼女はヘンリーの後見人ではあったが、この世でいちばんの苦手でもあった。遺産が、ヘンリーの手に入らないと知った時、彼は判事を罵倒した。それからのヘンリーは酒を飲んで暴れまわるばかりか、夫人の墓地をあばこうとさえした。駈けつけたスリムと争っている姿をみてジョージェットは気を失った。ヘンリーは再び捕えられた。別れの日、ジョージェットは「娘のために好きな歌をうたってほしい」と懇願したが彼は逃げ出し、ハイウェイを夢中で走った。ハイウェイの別れ道、スリムと母娘を乗せた車がヘンリーの護送車とすれ違った。(movieWalker)

  • コメント: 0

関連記事

  1. ガールハント (1961) : The Honeymoon Machine

  2. マンハッタン物語(1963) : Love with the Proper Stranger

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。