ネバダ・スミス (1966) : Nevada Smith

「ネバダ・スミス」は、1890年代カリフォルニアのゴールドラッシュのアメリカで白人の父とネイティブ・アメリカンの母が悪人に惨殺されて、復讐を心に誓い旅立つ青年の物語である。

監督:ヘンリー・ハサウェイ
出演:スティーブ・マックィーン 、カール・マルデン 、スザンヌ・プレシェット 、ブライアン・キース 、アーサー・ケネディ

 ・ prime video : Nevada Smith (1966) / ネバダ・スミス

 ・ TSUTAYA DISCUS : Nevada Smith (1966) / ネバダ・スミス

 ・ U-NEXT : ネバダ・スミス (1966)

 ・ Youtube Movie : Nevada Smith (1966) / ネバダ・スミス

Nevada Smith (1966) / ネバダ・スミスのあらすじ

白人の父とカイオワ族の母の間に生まれ、砂漠と山の中を走りまわって育ったマックス(スティーブ・マックィーン)にとって、人生は何一つくったくのない、のん気なものであった。ところがある日、マックスの両親が、3人の殺し屋ジェシ、ビル、トムに殺された。この事件を境にして、マックスの心には、どす黒い怒りと、悲しみが沈殿するようになった。やがて、マックスは、3人の殺し屋に復讐するために、1頭の馬と1挺のライフルをたずさえて、旅立った。

そして、とある日。マックスは、町から町へと流れ歩く鉄砲かじ屋ジョナス(ブライアン・キース)にめぐり会い、彼から拳銃の扱いかたを習った。「どんな時にも油断してはいけない。」というジョナスの言葉は世間知らずのマックスにとって、貴重な教訓であった。やがて、町から町、酒場から酒場へ流れ歩いたマックスは、遂に殺し屋の1人ジェシー(マーティン・ランドー)を見つけ、壮絶な死闘の末、彼を倒した。この闘いでマックスは総身に傷を負ったが、彼を慕うインディアン娘ニーサの手厚い介抱で、身体も次第に回復していった。そうするうちに、マックスは、ルイジアナの刑務所に2人目の殺し屋ビルが服役していることを知り、彼は、わざと強盗をたくらみ保安官に捕まって刑務所に入った。そして、巧みにビルをそそのかして2人は脱獄し、彼らに同情したフランス人の血をひく娘ピラー(スザンヌ・プレシェット)に助けられて逃げのびた。やがて、マックスは素性をあかし、ビルと対決し、ビルを撃ち倒した。5年の月日が流れ、今ではマックスは、お尋ね者の身になっていた。そしてある日、マックスは遂に念願の3人目の殺し屋トム(カール・マルデン)に会いトムの両足を撃ち抜いた。が、今、念願を果たしてみるとマックスの心に宿るのは、復讐を成就した快感ではなく、血なまぐさい生活を続けてきた、自らに対する幻滅でしかなかった。マックスは過去から脱け出すため、銃をすて、かつて彼に、目がさめたらまともな仕事を世話すると約束してくれた、ジョナスを探しに旅立った。彼はその後、ネバダ・スミスと呼ばれるようになった。

関連記事

  1. 民衆の敵 (1978) : An Enemy of the People

  2. 荒野の七人 (1960) : The Magnificent Seven

  3. 拳銃無宿 (1958-1960) : Dead or Alive

  4. トム・ホーン (1980) : Tom Horn

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。